管路施設のご紹介

目次

ポンプ場のご紹介

 コミュニティプラント処理区域の管渠は海岸沿いの比較的平坦な土地に作られています。 このため、起点の奥村地区から終点のコミュニティプラントまで管渠を敷設すると、終点のコミュニティプラント付近では、相当に管渠を深くしなければし尿及び生活排水は自然流下しなくなってしまい、点検や修理などのメンテナンスに際して不都合が生じます。 この対策として、管渠が深くなり過ぎない様に所々でし尿及び生活排水をポンプアップしてコミュニティプラントまで送水しています。 奥村地区のし尿及び生活排水は奥村中継ポンプ場に集められ、圧力をかけて清瀬地区の管渠に送られます。その後、清瀬中継ポンプ場と大村ポンプ場を経由し、コミュニティプラントに運ばれきれいな水に処理されます。

奥村中継ポンプ場

 奥村中継ポンプ場は、奥村地区の一角にあります。この敷地の一角でし尿および生活排水処理後の有機物を肥料としたバナナの生育実験を行っております。 この生育実験の経緯については、次頁の環境に優しい下水道を目指してに詳しく説明しています。

清瀬中継ポンプ場

 清瀬中継ポンプ場は、小笠原海上保安署に隣接して設けられています。各ポンプ場ともに臭気に配慮しております。

大村中継ポンプ場

 大村中継ポンプ場は、処理区域の中心部にあり、父島の下水の大部分は、大村中継ポンプ場に集められ、この中継ポンプ場から圧力をかけてコミュニティプラントまで送水しています。

目次